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俺はジャガーさんについていくぜ!

千葉県のローカルミュージシャンのジャガーさん。





千葉県民の方々には周知であるジャガーさん。
結構な金持ちなジャガーさんは、千葉県のローカルテレビ局の放送枠を買い取り、独自の番組を放送していたと言う猛者であり、そのカオスな雰囲気から、一部では絶大な人気を誇っていたらしい。
但し、同じ関東でも他の地域での知名度は極めて低い。
一応、ロック系のミュージシャンなのだろう。
金髪、長髪、派手な化粧、服装と、ハードロック系の井出達が目を引く。
しかも声がゃがれていて、更に言えば喋りも決して上手じゃない。
なので、初見だとかなり不気味な人である。
ともすれば非常に嫌なヤツと言う印象を受けてしまったりもする。


そんなジャガーさん、実は私の昔の仲間が競演をした事があるらしく、私はその仲間からジャガーさんの話を聞かされた事がある。
当然そいつもジャガーさんのキャラなんて知るはずもないのだが、上述した通りの理由で、ジャガーさんに対しての印象が最悪だったらしい。
ジャガーさん特有のキャラが、図らずも、そいつらにとって猛烈に嫌なヤツに感じてしまった様なのだ。
又、同じハードロック系の分野で頑張っていたその仲間(かなり腕の立つ連中だった)にしてみると、対抗意識も手伝ってか、ジャガーさんの音楽も認めにくかったらしく、そんなこんなも含めて、私の前ではかなりけちょんけちょんに言っていたのだ。
「ジャガーむかつくぜ!」
話しを聞いた当時、私もジャガーさんの存在自体を知らなかった訳だが、「へぇ、そんな嫌なやつなんだ」くらいに思っていた。
そして、その数日後、テレビCMでジャガーさんを初めて見る事となった。
「みんな・・・ジャガーについてこい・・・。」
そんな様な事を不気味に言い放つそのCMを見たとき、「ああ、なるほど、嫌なヤツっぽいな」と、仲間の言ったままの印象を持ち、そんなこんなで数十年が経過した。

で、現在。
私の嫁は千葉県出身である。
ひょんな事からジャガーさんの話になったとき、嫁の口から出てきた言葉は、私が長い間持ち続けた印象とはまるで違うものだった。
ある意味、当時の千葉県の若者にとって、ジャガーさんは一種のアイドルなのである。
半分色物のおかしなオジサンが作り出すカオスな時間に、千葉の若者は夢中だったのだ。
ところが、だ。
如何せん、30年近く「嫌なヤツ」と言う印象を持ち続けた身としては、俄かに信じられるものでもない。
又聞きとは言え、長年持ち続けた印象と、嫁の口から出てくるジャガーさんのイメージが、あまりにもかけ離れている為、ちょっとした困惑を覚えたりもしていた。
そんなある日、これ又タイムリーな事に、最近、某テレビ番組にジャガーさんがよく出演する様になり、素のジャガーさんを見る機会が多くなった。
「ホントだ・・・。」
テレビの中には派手な格好をしたしゃがれ声の気の良いオッチャンが謎の歌を歌っている。
そして私は、すっかりジャガーさんが好きになってしまった。
実に30年の年月を経てだ。

私は言いたい。
人伝で聞いた事を真に受けてはいけない。
30年間もジャガーさんを悪いヤツだと思っていたなんて、なんて損をしていたのだろう?
もし、今、当時見たCMが放送されたら私はこう言うだろう。

「俺、ジャガーさんについていくっす!!」

人を判断するのなら、ちゃんと自分の目と耳で行うのが礼儀だと思うぞ!!
損するのは自分自身だからな!!









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