そこはかとなく書き綴る > 書き綴り > 駆紋戒斗と言う男

書き綴り

駆紋戒斗と言う男

オダギリジョーが主演を努めた平成仮面ライダー第一作の仮面ライダークウガから数えて15作、現在放送されているのは仮面ライダー鎧武と言って、なんとこのライダー、フルーツが変身のモチーフになっている。
その鎧武に出ている、主人公のライバル的な立場、或いは、第二の主人公と言っても過言ではないキャラに、駆紋戒斗と言う男がいるのだが・・・。



駆紋戒斗はひたすら強さだけを追い求め、その姿勢に妥協はない。
笑う事は無く、口数も少ない。
そしてハンサムだ。
そんな駆紋戒斗を演じているのが、小林豊くんである。
顔は昔で言えば草川祐馬っぽいかな?
要するにかなりの美青年で、主観では、主人公の子より小林くんの方がカッコいいと思える。
役柄のせいもあるのだが、丹精な顔立ちと、ニヒルでクールな役柄がピッタリと合っている。
で、そんな駆紋戒斗役を好演する小林豊くんなのだが、実は本人は実に残念な人らしいのだ。
なにやら「小林豊伝説」なるものまで作られては、事ある毎にネタにされているのだが、実際の彼は、駆紋戒斗とはまるで正反対の性格らしい。

先ず、小林くん、大変な運動音痴なのだ。
主人公の葛葉紘汰役の佐野岳くんは運動神経抜群で、劇中でも差し替え無しにアクションをこなしている肉体派俳優なのだが、小林くんは違う。
森を歩くだけのシーンで6歩中2歩足を挫いてしまう程に鈍いのだ。
「歩くこともアクション」と言い放つのだから相当なものだ。
故に、ちょっと高いシーンから飛び降りるだけでも、撮影陣から拍手が沸き起こってしまうらしい。
なにしろ、ひとつアクションをすると、ひとつ怪我をしてしまうのだから、そもそもの基準がかなり低い位置にある訳だ。
元々運動神経の良い佐野くんは、猛烈に激しいアクションシーンをこなしても誰も誉めてくれない。
彼は出来てあたりまえだと思われているからだ。
それに対して小林くんは、ちょっと飛ぶだけで拍手されてしまうのだ。
うーん、基準が低いって得だな。
更に小林くん、以前くりーむしちゅーのミラクル9に出演した時、「15秒でバカだとわかる」と上田に言わしめた過去がある。
そう、実は彼、相当な天然でもある。
しかも元パティシエで甘いものにはちょいとうるさいときたもんだ。
更に言えば、一人称は「僕」で、トドメに舌足らずだ。
現代で言うところの草食系を絵に描いた様な性格で、ほがらかでかわいいヤツなのだ。







さて、ここで問いたい。
一体誰が彼を駆紋戒斗役に推したのだろうか?
そりゃね、役と素では違うのは当たり前だけど、彼の場合ギャップがありすぎだろ?
歩いただけで怪我する様なヤツに仮面ライダーをやらしちゃ駄目だよ。
なんて思うのは私だけだろうか?

しかし、役者と言うのも大変な稼業だな。
彼らのパーソナリティとは関係なく、役柄だけで人柄を判断されてしまう事も少なくないのだから、本人にしてみれば迷惑極まりないよな。
加藤優役の直江喜一氏なんか、しょっちゅう街中でケンカを売られたとか言ってたし、杉田かおる女氏も妊娠した役のままのイメージが学校で定着してしまって、相当苛められたなんて事をテレビで言ってたっけ。
そう考えると小林豊くんなんか、早い段階で役とは正反対の素の自分を知ってもらえてよかったのかもね。
駆紋戒斗の様な不敵なキャラだと思われ続けたら、彼、大変だもんね。
まぁ、でも、あれだ、子供の夢は壊したよね、確実に・・・。
ホント、大変だな、役者って・・・。









スポンサードリンク


<<貴様 | そこはかとなく書き綴るトップへ | ヒトスジシマ蚊の洗礼>>

この記事へのコメント

コメントを書く

お名前
メールアドレス
URL
コメント
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック



Powered by Seesaa