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禁煙した人によくみられる現象

私も2013年をもって禁煙10周年となった。
自分で言うのもなんだが、結構なヘビースモーカーだったので、禁煙にトライして挫折した事も一度や二度ではない。
かと言って三度目かと言えばそうでもない。(笑)

一口に「禁煙」と言っても、各々で状況は様々だろう。
喫煙者のなかでも、嗜む程度と言う人もいれば、タバコ無しではパニックに陥ってしまう様な人もいる。
前者の人の場合は、禁煙するにのに大した労力を使うことはないので、敢えて言及する必要もないだろう。
問題は後者の場合だ。
自分がそうだったから言うわけではないが、これが又、大変精神力が必要な苦行なのだ。
どれだけ大変かという詳細は又別の機会にとっておくとして、そうまでして苦労して禁煙している人の大半の人(少なくとも私の知人に於いては100パーセントの人)が体験する現象がある。
何かと言うと・・・

夢でタバコを吸ってしまう

と言う事だ。

本当に不思議なのだが、かつてヘビースモーカーだった人はほぼ全員同じ夢を見ている。
しかも夢の中で感じる事も一緒なのだ。
つまり、吸ってしまった後に猛烈に後悔するのだ。
「うおおおおおおお、なんで俺、タバコ吸っちまったんだぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「せっかく止めてたのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
ってな感じにだ。

先にも述べたが、ヘビースモーカーが禁煙をするには結構な精神力が必要だ。
伊達に多くの人が禁煙に失敗している訳ではない。
近年では禁煙を医療的に処方する事すらある程、ヘビースモーカーにとっての禁煙と言うのは難儀なものなのだ。
慣れ親しんだ習慣と、ある日突然決別するのだから、体も心もなかなかついていかないのだが、それを強い意志、言い換えれば「理性」で抑制している状態が数ヶ月続く。
経験上、3ヶ月過ぎれば後は楽になるのだが、何しろ最初の3ヶ月は猛烈にツライ。
例の夢を見るのはこの3ヶ月以内が最も頻度としては高い。
要するにアレだ、実生活に於いては、どうにかこうにか理性で押さえ込んでいる喫煙への欲求も、夢と言う無秩序の世界に於いては抑圧された願望が目を覚ますと言う事なのだろう。
が、夢の中でとは言え、吸ってしまった直後に「しまった!」と言う自責の念に苛まれるのだから、やはり相当の精神力で抑圧しているのが理解できる。

話は変わるが、私が群馬県に出向していた頃の事。
その頃は禁煙歴4年と言った頃だろうか。
毎週末に群馬から地元神奈川に帰ってくるのだが、大概金曜日の夜中に車で帰って来ていた。
夜中の1時過ぎだっただろうか、高速道路で埼玉県を通過中の事だ。
運転しながら私は無意識に自分の胸ポケットを弄っていた。
何かを探しているのだ。
車にはETCが搭載されているので、高速のチケットではない事は確かだ。
だが私は何かを探している。
そう、タバコを探しているのだ!
これには自分でもビックリだった。
なにせ禁煙して4年も経っていたのに、無意識下では普通にタバコを吸うプロセスを踏もうと体が反応しているのだ。
後にも先にもそんな経験は無いのだが、ホント、習慣と言うのは恐ろしいと感じたと同時に、神奈川と群馬を往復する生活が、本人が感じる以上にストレスになっているのだと言う事を実感する瞬間でもあった。

そんな様々な経験を経て、今、尚、私は禁煙を貫いている。
なんていうか・・・

俺を褒めてくれてもいいんだぜ!



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